第58章 足跡・下下
§1 船余り・雨籠モり 【1】「船」第二音素節が「ね」にも「な」にもなる理由 「船」の読みは、後続語と熟合しない場合には「ふね」だが、後続語と熟合した場合には「ふな」になる。 [上代1] 鈴船〈赴泥〉取らせ 腰難み 其ノ … 続きを読む
§1 船余り・雨籠モり 【1】「船」第二音素節が「ね」にも「な」にもなる理由 「船」の読みは、後続語と熟合しない場合には「ふね」だが、後続語と熟合した場合には「ふな」になる。 [上代1] 鈴船〈赴泥〉取らせ 腰難み 其ノ … 続きを読む
本章以下では「形容詞」は“形容詞型の活用をする助動詞”を含むものとする。 §1 「荒し男」の「荒し」は形容源詞、「し」は形容源化語素S¥ 【1】「荒し男」「堅し岩」では「荒し」「堅し」が終止形の形で後続語を修飾する 荒し … 続きを読む